中国法入門
田中信行研究室
中国法について知ろう
1+2 とは?
中国のスーパーへ行くと、店のあちこちに「5+1」、「10+3」などという数式が掲げられています。これはその日の安売り商品を示したもので、たとえばティッシュ売り場に「3+1」と書いてあれば、3箱買った場合に1箱がおまけでついてくることを示しています。「買3送1」と書いてあることもあり、これなら誰でもすぐ分かります。
こんな感じです
これは同じ商品を幾つも買う時の安売り方法ですが、1つしか買わない商品の場合は、当然のことながら、何割引き、という表示になります。この場合は「8折」、「7折」などと表示するのですが、日本語と違うのは、2割引きの場合に「8折」というので、これをみて8割引きと勘違いしてはいけません。
ところで、 そんなスーパーに行ってみると、かならず売り場の一隅に、「1+2」という広告を見つけます。しかし、これを見て、「1つ買ったら、2つおまけ」と早合点してはいけません。
この広告が出ているのはインスタントコーヒーの売り場で、下記のような商品がその一例です。写真ではちょっと見にくいかもしれませんが、1と2のあいだは+の記号です。
これを見れば、お分かりになったと思いますが、「1+2」とは、コーヒーに砂糖とミルクが加えてある、という意味のようです。
同じような商品は日本でも売られていますが、こんな表示のものは見たことがありませんね。 中国の人は、たし算が好きなのでしょうか。
人民大会堂大会議場で開催される全国人民代表大会
最高人民法院
2015年6月11日に、第1審判決を受けた周永康
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