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入門書・概説書など

 

 

はじめての中国法
 
有斐閣
 
 
四六判並製カバー付,304ページ
定価 2,310円(本体 2,200円)

2013年3月29日刊行
ISBN 978-4-641-04811-9 

 
現代中国法
小口彦太・田中信行共著
 
成文堂
 
A5版上製 506ページ
定価 3,675円(本体 3,500円)
2012年5月30日刊行
ISBN 978-4-7923-3299-0
中国物権法を考える
田中信行・渠涛編
 
商事法務
 
A5版上製 364ページ
定価 5,400円(本体 5,000円)
2008年9月18日刊行
ISBN 978-4785715816
入門中国法
田中信行編
 
弘文堂
 

A5判 並製 276ページ
定価:2940円(税込)
2013年10月21日発売

ISBN978-4-335-35572-1 C1032

 

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最新

中国ビジネス法の理論と実務

田中信行編

 

弘文堂
 

A5判 上製 400ページ
定価:4,536円(税込)
2011年10月発売

ISBN978-4-335-35513-4

 

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アメリカ・モデルと
グローバル化Ⅲ
渋谷博史・田中信行・荒巻健二編
 
昭和堂
 
A5版上製 233ページ
定価 3,024円(本体 2,800円)
2010年3月10日刊行
ISBN978-4812209691

研究室から生まれたTV番組

 

NHKスペシャル

中国激動 「空前の農民大移住」

 

NHK 総合 2013年10月6日(日)

午後9時00分~9時49分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドキュメンタリーWAVE

「中国”春闘”最前線 ーー日系企業は何を突き付けられたかーー

 

NHK BS1 2012年3月23日(金)

午後6時00分~6時49分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHKスペシャル 

中国〜12億人の改革開放 

「正義は人民法院に在り」

 

NHK 総合 1995年1月8日 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK中国プロジェクト著 

『中国 : 12億人の改革開放2』 

日本放送出版協会, 1995年

【素材になった論文】

 

 

 

 

「中国から消える農村 ―― 集団所有制解体への道のり」

 

 

 中国における土地問題、とりわけ農村地域の問題は、現状が非常に流動的であるとともに複雑な内容でもあるため、これを分かりやすく説明することは、きわめて難しい状況です。

 中国でも、研究者は都市に住んでいますので、一般には農村問題に関心が薄く、農村の土地問題に精通しているのは、ほんのひと握りの専門家に限られています。

 本編は重慶市で1年近くをかけ、取材されたものですが、具体的な事例を取り上げて、農村の土地問題に肉薄した、貴重な映像を提供しています。

 土地問題とは言っても、経済ニュースなどで取り上げられる土地バブルの話とは一線を画する内容で、日本ではほとんど話題にされることはありませんが、じつは中国がすすめている「都市化政策」の重要な柱をなす問題にほかなりません。

 

 

 

 

 

「日系企業の紛争事例を検証する」 

 

 本論文(正確には講演の記録ですが)は、2010年に広東省仏山市のホンダ自動車中国工場におけるストライキについて検討したものなので、左の番組の素材というのは適当ではないかもしれません。

 しかし本編は、ホンダ工場のストライキ問題を取材する目的で現地を訪れていた取材班が、たまたま八千代工業における労働者のストライキに遭遇し、リアルタイムで取材に成功したものです。

 取材の対象は変わってしまいましたが、番組として伝えようとした内容は、当初の目的通りに実現されており、中国における労働問題や労使紛争の特徴が、リアルな映像によって表現されています。

 ホンダの事例はネガティブな結末で終わってしまいましたが、本編ではポジティブな展開もあって、中国におけるこれからの労働紛争問題を考えるには、きわめて示唆的な内容を含んでいるように思われます。

 

 

 

 

 

 

「人民調停と法治主義の相克」

 

 改革・開放政策の現状を1年間、11回に分けて放送したシリーズの4回目。中国における司法の問題が、さまざまな角度から検証されています。短時間に中国司法の問題を勉強するにはもってこいの内容ですが、ちょっと詰め込み過ぎの傾向もあり、話の展開に追いついていくのが大変かも。

 今のようにメールで連絡するということができなかった時代ですので、現地との連絡はすべて電話でした。

 四川料理レストランの商標をめぐる裁判の取材中には、上海の取材スタッフから毎晩のように電話が。時差は1時間ですが、夜中の0時~1時くらいのことが多く、寝た途端に電話がかかってくることも。

 一番印象に残っているのは、裁判官が判決について協議する場面を取材したスタッフから、10分程度の協議で判決が決まってしまったが、あんなに簡単に結論を出してしまうものなのか、という質問を受けたことです。

 これは、『はじめての中国法』の第2章で説明していることですが、いわゆる「先定後審」によるものです。当時の民事裁判における問題が、そのまま映像になって表現されているわけですが、そこまで踏み込んで説明する時間はないので、一般の視聴者にはスタッフと同じ疑問が残ったのではないでしょうか。 

 

 

 *論文の収録先については、論文一覧を参照してください。

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