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中国法入門
田中信行研究室
中国法について知ろう
辛いものが好きな人へ
日本の中華料理屋さんで麻婆豆腐を注文すると、赤唐辛子で辛く味付けしたものが出てくる場合が多いようですが、これは本来の麻婆豆腐ではありません。
中国料理で辛さを表現する場合、「麻」と「辣」がありますが、唐辛子の辛さは「辣」だからです。
これに対し、「麻」というのは、山椒で味付けしたもので、唐辛子のピリリとした辛さに対し、舌がしびれるような辛さを表現しています。
つまり、本場四川省の麻婆豆腐は、唐辛子ではなく、山椒で味付けされているのです。
さて、左の写真は「麻辣花生」と呼ばれる、おつまみです。「麻」と「辣」が両方ついているので、当然のことながら、唐辛子も山椒もまぶしてあるピーナッツ(花生)です。
辛いものが好きな方には、これ以上はないという辛さのおつまみ。冷たいビールと一緒に食べ始めると、ビールもおつまみも、簡単には止まらなくなってしまいます。
こちらは一見して明らかなとおり、チキンバーガーです。
しかし、中国のケンタッキーやマクドナルドなどに行って、これを注文すると、かならず「辣的?不辣的?」と聞かれます。
もうお分かりだと思いますが、「辣的」というのは、唐辛子で辛く味付けしたものです。
これは日本のチェーン店にはないメニューではないかと思いますが、結構辛くておいしいです。写真からも明らかですが、同じチキンバーガーで比較しても、チキンが日本のよりかなり大きいのではないでしょうか。
チキンバーガー
麻辣花生
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