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                           “無知少女”は出世の早道?

 

 

 

 「無知少女」といっても、ここは無知な少女のことと誤解して、ついに中国も・・・などと早合点してはいけません。無は非共産党員、知は知識人、少は少数民族、女は女性の略で、「無知少女」とは、現在の人事政策において、彼らが優遇されていることに引っかけたジョークなのでした。

  たとえば、2009年4月に国務院新聞弁公室が公表した、「国家人権行動計画(2009―2010)」には、「参政権」の項に、「人民代表大会における少数民族、帰国華僑、女性、一般労働者、農民および出稼ぎ農民代表の比率を引き上げる」、「民主党派および無党派層が政府部門の幹部職を担当する比率を引き上げる」 などの指摘があります。

  「党管幹部原則」といって、中国共産党が党のみならず、国家、国有企業、事業体、社会団体など、すべての人事を一括管理している中国では、当然のことながら、党員であることが出世のための不可欠の条件でした。その点は現在も変わることはありませんが、「無知少女」の登場は、この人事管理制度が、党内民主主義の拡大と結び付けて改革されていることを背景としています。

  党の役員選挙における、「公推直選」(非党員を含む大衆の推薦をもとに候補者を決め、党員が直接選挙する)方式の導入が示すように、 昨今の人事制度改革では、党内外の枠を超えた制度づくりが、大きな特徴となっています。2009年末に党中央から出された「2010―2020年幹部人事制度改革深化計画綱要」によれば、「女性幹部、少数民族幹部、非党員幹部の養成、選抜が相互に連関しあう制度をつくりあげる」と、記されています。

  確かに2008年の人民代表大会代表の改選選挙では、80年代生まれの若手の当選などとともに、「無知少女」の進出が話題になりましたが、全体から見れば、まだまだ少数にとどまっています。下記の新聞記事が冷静に分析しているように、数の上では共青団出身者には遠く及ばないのが現実です。「無知少女」が一人前の存在として認知されるようになるのは、果たしていつのことになるでしょうか。

 

 

 

 

                                                「团派」压倒「无知少女」

 

  近年内地官员异动,最受关注的派系和政治背景,一直是「无知少女团」,即无中共党籍、知识分子、少数民族、女性和曾在共青团担任要职的团派。从去年省级党委和今年省级政府的换届选举结果来看,团派可谓一枝独秀,完全压倒无知少女。
  虽然相隔30多年后,国务院去年又任命了两名无中共党籍的部长,包括科技部长万钢、卫生部长陈竺,但同属正部级的省长,并未出现零的突破,在239名副省长中,也只有30名并非中共党员。
少数民族官员能出任省长的自然是少数,除了五个少数民族自治区的主席外,只有河南省省长李成玉一位,他是回族;女性省长也只有青海省省长宋秀岩一位。倒是新一届省长、副省长的学历大有长进,共有58位博士,包括天津市长黄兴国、陕西省长袁纯清、宁夏主席王正伟。
  相比之下,团派可谓坐拥半壁江山。上海、广东、内蒙古、新疆、黑龙江、吉林、山西、陕西、青海、河南、湖南、海南、福建、江苏、山东、安徽共16个省分,省长(市长、自治区主席)是团派。在270名省长、副省长中,团派有52名,占19.3%。
  其实,团派在省级政府的势力还不足以代表其政坛份量。各省分的最高决策机构是省委常委会,现任常委共403名,团派竟有99名,占了24.6%,接近四分一,包括广东、新疆、青海、西藏、四川、山西、黑龙江的省委书记。如果只计及省委常委、副省长和省长助理,现任地方党政机关中省部级官员共有620位(其中部份省委常委兼任副省长),团派有124位,刚好占了五分一。
  在620名省官中,最多团派官员的是吉林省,有九位,其次是青海有八位,安徽和山西各有七位。最意外的是,胡锦涛、温家宝工作过的甘肃,竟没有团派省官,而辽宁和广西也只是各有一名团派省官。

                                                                                                                          香港《苹果日报》:2008/2/19

 

 

 

 

 

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